小澤さんはこの日閉店を迎える人形町今半 有楽町店を訪れ、人形町今半の想いを共有し、閉店後に使い道の亡くなるお品書きなどの紙を貰った。小澤さんは貰った紙を一旦ちぎって再生紙のメッセージカードするといい、水に1週間浸けて繊維を解けやすくした。ふやかした紙を繰り返しミキサーで撹拌して繊維を解き、その後トロロアオイから作った粘剤を加えてすき作業を繰り返し行った。その後プレス機で水気をきり、約45℃の鉄板で乾燥していく。出来上がった紙を丸くカットし、その紙に溝をいれた。今回メッセージカードは折形の略式紙幣包みという折り方で折っていく。メッセージカードを包むための折形の紙は有楽町店から貰った神の中でも色が強く出たものを複数選択し、パッチワークのようにつなぎ合わせて配置していった。