全国の建築士 ひらめきの突破劇の再現VTR。一級建築士・古賀のもとに狭小住宅の難条件だらけの依頼が舞い込んだ。土地は新大阪駅徒歩圏内で13.4坪(駐車場2台分)。ショコラティエの依頼人は、この土地に店を出したいのだという。依頼内容は、1階にオシャレで開放感のあるショップと厨房、材料の貯蔵庫、2~3階に事務所兼寝室と猫が遊べる広いLDK、猫も洗える広い浴室、猫用品をしまう収納。おまけに家全体を明るくしてほしいというのが希望だった。今回の建蔽率は80%。古賀が土地の下見を行うと、3方向は建物に囲まれていた。そこで古賀は、1階がショップと厨房、貯蔵庫、2階が水回りと寝室兼事務所、3階がLDKとすることに。玄関は1階に1つだけ。1階から2階への階段は小回りがきく螺旋階段、2階から3階への階段は仕事と家庭のメリハリをつけられる直線階段に。しかし、古賀は「家全体を明るくしてほしい」という希望を叶えられずにいた。3方向を囲まれているため壁に窓をつけても日当たりが見込めず、大きな天窓はコストと断熱性に問題がありマンションからも丸見え。
住所: 大阪府大阪市淀川区西中島5