市場が拡大しているボードゲーム。コマやサイコロ、カードなどを使ってテーブルの上で遊ぶゲームで、今や国内に専門のカフェがおよそ550店舗あるといわれている。さらに、意外な企業もこの市場に参入している。去年、都内に出来たボードゲーム専門のレンタルスペース。愛好家のゲームグループが熱中しているのは、お酒にまつわるゲーム。大手飲料メーカーがゲームの開発に携わった。これまでに4種類販売し、合計でおよそ1万個売り上げた。その1つがバーテンダーになりきるゲーム。カクテルを作るのに、正しい材料を使っているか、それとも違う材料を混ぜているかを見抜く心理戦。ウォッカトニックというカクテルの場合、材料はウォッカとトニック。正しい材料であれば得点を獲得できるが、違う材料だと得点にならない。駆け引きを楽しみながらお酒に興味を持ってもらおうというのが、開発した飲料メーカーのねらい。
都内にある保育施設には「けいさん」や「おんがく」のほかに「ITしゃかい」という時間がある。この保育施設を運営する福嶋一郎さんは、楽しみながらビジネスについて学んでほしいと、みずからボードゲームを開発した。子どもたちは、ボードに書かれたさまざまな職業を経験しながら、お金を稼いで会社に投資する体験をする。現在、運営する3つの施設でこのボードゲームを取り入れているが、今後さらに広げていく予定。ボードゲームは社員研修や地域産業の振興にも取り入れられていて、広がりを見せている。
都内にある保育施設には「けいさん」や「おんがく」のほかに「ITしゃかい」という時間がある。この保育施設を運営する福嶋一郎さんは、楽しみながらビジネスについて学んでほしいと、みずからボードゲームを開発した。子どもたちは、ボードに書かれたさまざまな職業を経験しながら、お金を稼いで会社に投資する体験をする。現在、運営する3つの施設でこのボードゲームを取り入れているが、今後さらに広げていく予定。ボードゲームは社員研修や地域産業の振興にも取り入れられていて、広がりを見せている。