プロ野球のパリーグクライマックスシリーズ・ファーストステージは、先に2勝したチームがファイナルに進出決定する。おととい、サヨナラ勝ちで1勝1敗に持ち込んだ2位「日本ハム」は、3位「ロッテ」との最終決戦に臨んだ。試合は序盤、日本ハムはロッテに2点を奪われる苦しい展開になる。それでも日本ハムは3回、ランナー2塁・3塁のチャンスで清宮幸太郎(25)が同点に追いつくタイムリーヒットを放ち、ベンチも新庄監督も大盛り上がり。さらに、日本ハムは7回、ランナー2塁・1塁のチャンスでプロ入り前にJR四国に所属し駅員を経験した水野達稀(24)が2点タイムリースリーベースヒットを放ち逆転に成功する。日本ハムは9回、“日本ハム一筋17年”の宮西尚生(39)が3人を打ち取ってゲームセット。試合結果は、日本ハム5−2ロッテ。日本ハムが、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ進出を決めた。あすからパ・リーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージが行われ、日本ハムはパリーグ首位の「ソフトバンク」と対戦する。日本ハムの今年のスローガン「大航海」の旅は、まだ続く。