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「新日中友好21世紀委員会」 のテレビ露出情報

日本は日米同盟を基軸としながら、もう一つの大国である中国と向き合っている。日中関係の土台になってきた「戦略的互恵関係」についての合意は、そこに至るまでに日中の民間レベルの長い対話があった。2003年から始まった新日中友好21世紀委員会は、当時国家主席が日本との関係を重視する胡錦濤に変わったことで発足。日中両政府の委託を受けた民間の有識者が議論し、それぞれの政府に提言することが求められた。中国側が日本の歴史に認識に批判を繰り返すたび、対話は暗礁に乗り上げた。五百旗頭さんは、不幸な歴史だけでなく戦後の平和国家としての歩みにも目を向けるべきだと主張し、本音の議論を交わそうとした。対話に参加した國分良成さんは、本音の議論を重ねたことで信頼関係が生まれ、戦略的互恵関係の合意に役立ったと考えている。その後、民間の対話がつないできた日中のチャンネルが、公的な関係構築につながっていった。2006年の日中首脳会談で打ち出された戦略的互恵関係は、互いに共通の利益を拡大させ、日中の関係を発展させていこうという合意だった。首脳会談では日本側が「平和国家としてのこれまでの歩みをこれからも続けていく」と発言したのに対し、中国側は「積極的に評価する」と発言した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月4日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル未完のバトン 第2回 秩序なき世界 日本外交への“遺言”
2008年5月に日中首脳会談が行われ、夕食会には五百旗頭さんも招かれた。このときに東シナ海を平和・協力・友好の海とすることが合意された。当時中国は排他的経済水域の境界が定まっていない中ガス田の上に櫓を一方的に建設し、日本が抗議していた。五百旗頭さんは、21世紀委員会で東シナ海を平和の海にしようと提案したが中国側が誰一人賛成しなかった、しかし福田さんが胡錦濤に[…続きを読む]

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