91歳の現役ラガーマン・平岩久秀さん。所属チームは「新潟ハーフブラックス」で、定年後に加入したという。このチームの参加しているルールは不惑ラグビーというもので、は1948年、選手は40歳以上のみが参加できる。競技人口は約150チーム・約8000人だという。特徴は年代ごとに色分けされたパンツで、40代は白、50代は青などと分けられている。平岩さんは90代以降の金色のパンツを着用している。この色分けは怪我の防止策となっていて、40代は50代の人にはタックルできるが、2世代上にはタックルできない決まりとなっている。このルールはシニアの国際大会でルールに採用されているところもあるという。金色のパンツを履くラガーマンは全国に約20人しかいない。全員タックル禁止で、唯一の止め方は「通せんぼ」しかない。平岩さんは「走りきれさえすればトライができる。夢にまで見た花園でなんとしても決めたい」などと話しているという。若い世代の方が勢い余ってタックルしてしまうこともあるが、年長者は遠慮しないでかかってこいというスタンスだといい、平岩さんも「熱い気持ちが蘇る」などとしている。プレーヤーには女性もいるという。