新潟県中越地震から今月で20年。震災後、地域の防災力を高めるために設立された市民団体「中越市民防災安全士会女性部」。中心メンバーの石黒みち子は中越地震で被災したことがきっかけで学校やイベントなどで備えの大切さを伝える活動を続けてきた。地震により石黒の自宅は半壊し体育館で約2か月寝泊まりした。震災の2年後に防災士の資格を取得し、地域の女性たちに呼びかけてボランティアグループを立ち上げた。能登半島地震の被災地も訪問しきめ細かな支援を心がけてきた。いまは被災経験のない若い世代の育成に取り組んでいる。
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