都内のスーパーではきのう、新潟県産コシヒカリ5キロを約4300円で販売。この状況にスーパーが期待していたのは先週落札された約14万トンの備蓄米。一定の量を落札したJA全農はきのう会見を開き、「現在受け渡し準備を進めており、整い次第順次販売先である米穀卸売業者に供給してまいります」などとしている。備蓄米は早ければ今月中にも卸売業者に流れ、一部大手スーパーなどを中心に販売されるとみられているが家計への不安は拭えず、買い物客からは「市場に出ても安くならないと意味がない」などの声が聞かれた。