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「新田洋司」 のテレビ露出情報

去年、記録的な暑さの影響で一等米の比率が前の年を下回った地域が少なくなかった。今年も例年以上に暑くなると見られる中、米作りの暑さ対策が本格化している。福島市の農家・丹野友幸さんの田んぼでは例年と異なる田植えが行われた。去年は記録的な猛暑で特に酒米の粒が白く濁ってしまったため、今年は別の田んぼに場所を変えて栽培するという対策を始めた。従来より水温が2、3度低い水が引き込めるため、一部の酒米の作付面積全体の3分の1を農業用水の上流部に変えた。福島大学教授・新田洋司さんはこうした対策は大規模農家や資金力のある農家でないと難しいとして、誰でも実践できる工夫を2つ挙げている。1つは肥料の工夫。高温が続くと肥料の成分が一気に溶け出して稲が十分に吸収できない恐れがあるので、穂が出る時期に追加で肥料をまくのが有効だという。2つ目は天気予報で高い気温が予想された時期は、田んぼに水を入れ続けるなどこまめな栽培管理も効果的とのこと。中長期的な対策として、気温が上がっても収量や食味が落ちない品種に徐々に置き換えていくことや、暑さに強い品種を作っていくことも重要だと指摘している。福島県農業総合センターでは、試験栽培では暑さに強いものがこれまでで最多9種類含まれている。遺伝子のDNA配列をもとにスピーディーに新しい品種を開発しようという研究も進められている。福島大学・吉田英樹特任講師が行っているのは、ゲノムワイド関連解析。福島県農業総合センター・本間昌直部長のコメントを紹介。

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