- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 小野文明 大谷舞風
オープニング映像と挨拶。
相続税などの基準となる路線価が公表された。全国の調査地点の平均は3年連続で上がって、上昇率も2010年以降で最も大きくなった。好調なインバウンド需要や全国で進む再開発が路線価を押し上げる要因となっている。今回、税務署別の最高路線価の上昇率トップは長野県白馬村だった。コロナ禍からの回復で外国人観光客が増加し、宿泊施設などの建設が相次いでいるという。全国2位になったのは熊本県菊陽町。半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCが工場を建設し、半導体関連の企業の進出が相次いでいるという。町内の大型商業施設には台湾の食材を並べたコーナーが。ビジネスマンの手土産などの需要も増えているという。現地では台湾から定住する人も増えているという。TSMCの進出の波及効果は隣の大津町にも出ており、ファミリー向けの住宅建設などが進んでいる。不動産会社の担当者は建設中のマンションなどは完成前に入居が決まり、現在は次の建設用地を探している段階だと語った。今年の路線価は全国で29の都道府県が前年を上回り、平均でも昨年を上回った。今後に関して専門家は回復は続くと考えられるが、金利の上昇と建築費の高騰が懸念材料などと話した。
来年春に卒業する高校生の就職活動が昨日事実上スタート。企業の人手不足などを背景に、高校生優位の売手市場が続く見通し。今年3月に卒業した高卒者の求人倍率は全国平均で3．98倍と、過去最高を記録した。来年3月に卒業する高校生についても高い水準が見込まれている。人手不足を背景に、新たに高校生の採用活動に乗り出す企業もある。都内の観光バス会社はインバウンド需要で予約の問い合わせが増えているが、ドライバーが足りず、若い人材の確保に力を入れることにした。バスは大型2種免許が必要で、すぐにはドライバーを務められないが、入社後に適性を見極め、費用を補助して、免許の取得を目指してもらうことにしている。高校生優位の売手市場。一方で、高卒の3年以内の離職率は去年10月時点で37％と、大卒に比べて高い傾向にあり、企業とのミスマッチをどこまで防げるかが課題となる。
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フランス議会下院選挙の1回目の投票。得票率は、極右国民連合と連携する勢力が33．2％、左派の連合新人民戦線が28％、与党連合は20．8％にとどまった。専門家は今回の選挙の結果に関して、マクロン大統領の不人気がそのまま国民連合の期待値に振り返られたのだろうと分析。1回目の投票で当選したのは、国民連合など39人、新人民戦線31人、与党連合2人など、合わせて76人。全体の8割を超える501の選挙区で今後、決選投票が行われ、1回目の投票の上位2人と規定以上の得票をした候補者が争う。このうち3人以上が決選投票に進んだ選挙区は300を超えるということで、反極右の票が分散すれば、国民連合を利することになる。マクロン大統領は結集を呼びかけ、左派連合も選挙協力を行う考え。
日本の新たな主力ロケット・H3の3号機が種子島宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げから約17分後に地球観測衛星「だいち4号」を予定の軌道に投入し打ち上げは成功した。だいち4号は災害時の被害状況の把握や火山活動に伴う異変の迅速な発見などに役立てられる計画。
沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、国は8月以降軟弱地盤のある大浦湾側で新たな護岸の整備に着手することにしている。1日午後には護岸を造るのに必要なくいの打ち込みを行うクレーン船が現場海域に到着し、早ければ4日にも試し打ちが行われることが政府関係者への取材で分かった。沖縄県は工事の着手予定日が一方的に示されたことは遺憾だとして、協議が整うまで工事に着手しないよう求めている。
囲碁の仲邑菫三段が参加する韓国の囲碁の女子リーグが7月から開幕するのを前に選手たちが出席して式典が開かれた。今年3月に韓国に移籍した仲邑三段は今シーズンから参加するチームで主将を務め、11月までのリーグ戦に臨む。
36年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めたハンドボール男子日本代表が親善試合行った。フェロー諸島代表との親善試合、日本の注目は唯一の大学生選手でこの日がデビュー戦となった藤坂尚輝選手。スピードと攻撃力でアピールをした。試合はフェロー諸島代表に30対29で敗戦。
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自転車・BMXフリースタイルで、パリ五輪日本代表に内定した中村輪夢選手が会見し、意気込みを語った。中村選手は「世界でだれもやっていない、自分しかできない技をコンコルド広場で決めたい」とコメント。パリ五輪では、5位に終わった東京五輪の雪辱を果たしメダル獲得を目指す。
今月行われる名古屋場所の番付が発表され、5月の夏場所で初優勝し、新関脇に昇進した大の里が抱負を語った。大の里は先場所、前に攻める相撲を持ち味に、初土俵から7場所目で初めての優勝を果たした。今月14日から始まる名古屋場所では、初めて関脇に昇進することになった。大の里は「一生懸命頑張るだけ」とコメント。能登半島地震の発生から半年となった地元・石川県への思いも「土俵の上で頑張るだけ。その姿を石川県の皆さんに見せたい」と述べた。
津軽三味線の日本一を決める大会が青森県で5月に開催され、中学生と高校生の姉妹が大活躍をした。津軽三味線の魅力は迫力と繊細さだと語る2人。高校3年生の福士奏さんと妹で中学1年生のあみなさんが津軽三味線を始めたのは、父親のふるさと・青森県弘前市で偶然生演奏を聴いたこと。2人が目標としているのは世界で活躍している吉田兄弟。月に一度は同じ津軽三味線の流派の合同練習に参加。2人の活動の場も広がっていて、地元のイベントのオープニングセレモニーで演奏を披露した。夢は姉妹で活躍する津軽三味線奏者。2人の挑戦は続く。
経済情報を紹介した。
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富士山の山梨県側は1日、山開きを迎えた。マナー違反や山頂付近での混雑が問題となる中、今年は山梨県側の5合目の登山口にゲートを設け、1日の登山者数の上限を4000人にするほか1人2000円の通行料を徴収していて、午後4時から翌日午前3時までの間は登山道を閉鎖する規制も行う。山梨県富士山保全・観光エコシステム推進グループ・岩間勝宏推進監のコメント。
棋聖戦第3局で、藤井聡太七冠が挑戦者の山崎隆之八段に勝ち5連覇。この結果、藤井七冠は初の永世称号となる「永世棋聖」の資格を獲得。最年少記録を53年ぶりに更新。
去年、記録的な暑さの影響で一等米の比率が前の年を下回った地域が少なくなかった。今年も例年以上に暑くなると見られる中、米作りの暑さ対策が本格化している。福島市の農家・丹野友幸さんの田んぼでは例年と異なる田植えが行われた。去年は記録的な猛暑で特に酒米の粒が白く濁ってしまったため、今年は別の田んぼに場所を変えて栽培するという対策を始めた。従来より水温が2、3度低い水が引き込めるため、一部の酒米の作付面積全体の3分の1を農業用水の上流部に変えた。福島大学教授・新田洋司さんはこうした対策は大規模農家や資金力のある農家でないと難しいとして、誰でも実践できる工夫を2つ挙げている。1つは肥料の工夫。高温が続くと肥料の成分が一気に溶け出して稲が十分に吸収できない恐れがあるので、穂が出る時期に追加で肥料をまくのが有効だという。2つ目は天気予報で高い気温が予想された時期は、田んぼに水を入れ続けるなどこまめな栽培管理も効果的とのこと。中長期的な対策として、気温が上がっても収量や食味が落ちない品種に徐々に置き換えていくことや、暑さに強い品種を作っていくことも重要だと指摘している。福島県農業総合センターでは、試験栽培では暑さに強いものがこれまでで最多9種類含まれている。遺伝子のDNA配列をもとにスピーディーに新しい品種を開発しようという研究も進められている。福島大学・吉田英樹特任講師が行っているのは、ゲノムワイド関連解析。福島県農業総合センター・本間昌直部長のコメントを紹介。
昨日は梅雨が終わる頃とされる「半夏生」。福井・大野市では丸焼きにしたサバを食べる風習がある。江戸時代、藩主が田植え疲れの人々の夏バテを防ごうと、サバを取り寄せたことに始まるとされる。ある鮮魚店では1000匹のサバを仕入れたという。
新しい一万円札が明日発行されるのを記念して、一万円札の肖像に描かれる渋沢栄一が設立したれんが製造会社の窯「ホフマン輪窯6号窯」が公開された。窯は長さ約50m、高さ約3m。かつてここで生産されたれんがは東京駅や日本銀行などに使用された。公開は今月7日までは毎日行われ、以降も土日を中心に公開予定。
「日本三大秘境」の1つとされる宮崎県椎葉村に移住して小説を書くことを仕事とする、地域おこし協力隊4人の着任式が行われた。最長で3年間村に住み、半年に1本のペースで小説を執筆する。“秘境の文筆家”と銘打った今回の取り組みは、椎葉村が直木賞作家の今村翔吾さんが代表を務める読書などの推進団体と連携した。
旧国鉄士幌線で使われていたアーチ橋、タウシュベツ川橋梁は糠平湖ができてからは湖の底に沈み、水位が下がると姿を現すことから「幻の橋」と呼ばれている。ただ、コンクリート製の橋の外壁の一部が、この数日の間に幅数mにわたり崩落していたことがわかった。今後は崩落が加速し、アーチが途切れることが考えられるという。