- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 小野文明 大谷舞風
オープニング映像と大谷アナらによるあいさつ。
全国の刑務所や少年院では去年12月から被害者や遺族の気持ちを職員が聞き取って加害者に伝える取り組みを始めていて、今年3月には東京・池袋で5年前に起きた暴走事故で妻と幼い娘を亡くした遺族もこの制度を利用し、刑務所の職員を介して加害者に心情を伝えた。法務省によると制度が始まってからの半年間で、申し込みの受理件数は延べ59件で、すでに50件で被害者や遺族からの聞き取りが行われ、42件でその内容が加害者に伝えられたという。中には被害者の思いを聞いて謝罪の意思を示した加害者もいたという。法務省矯正局は加害者の反省、更生につながるよう制度を運用するとともに、制度の周知や担当職員の育成を進めていきたいとしている。
日本で異種移植を計画する研究者らがきのう横浜市でシンポジウムを開き、倫理的な課題などについて話し合った。ブタの心臓をヒトへ。その異種移植は、おととし米国で行われた。遺伝子操作で拒絶反応を起きにくくしたブタの心臓を、他の治療法で回復が見込めない男性患者に移植。患者はおよそ2か月の間、生存した。ことしに入ってからも米国では、ブタの臓器を移植する試みが相次いでいる。この分野の研究を主導してきたニューヨーク大学ランゴーン移植研究所・ロバートモンゴメリー医師は、ブタの臓器を使うことが一般的な治療の選択肢になる時期について「(臨床試験が順調に進めば)10年以内に一般的になり、必要な人は誰でも受けられるようになる」と述べた。現在、米国で臓器移植を待つ患者は、およそ10万人。腎臓が最も多いという(臓器調達移植ネットワークより)。
日本でも臓器の確保が課題となる中、異種移植の研究が進んでいる。東京慈恵会医科大学などのグループが進めているのは、ポッター症候群という重い腎臓病の胎児に、ブタの胎児の腎臓を移植する計画。現在、臨床研究に備え動物での実験を行っていて、この日はサルの胎児に2ミリ程度の大きさのブタの胎児の腎臓を移植し、正常に機能するかを調べていた。横浜で開かれた研究者らによるシンポジウムで東京慈恵会医科大学・横尾隆主任教授は「社会に認めてもらわないとできないという問題点がある」、東京大学医科学研究所・神里彩子准教授が「動物の臓器を人に移植するのはどうなのかという点が検討課題になる」と述べた。その上で、“感染症への対策が必要なことや、患者や市民の懸念を調査し、合意を得ながら進める必要がある”ことなどが指摘された。グループでは日本初の異種移植の実現に向け、年内にも倫理委員会への申請を目指すことにしている。
陸上日本選手権。女子100mハードル決勝。福部真子が優勝し、パリ五輪代表に内定した。
男子100m決勝。坂井隆一郎が優勝したが、記録には届かず今大会で代表内定ならず。
女子800m決勝。スパートで田中希実などを振り切り、16歳の久保凛が初優勝。ただ今大会で代表内定ならず。
プロの試合結果。
気象情報を伝えた。
来年春に卒業する高校生の就職活動は1日、企業の求人票が生徒や教員に公開され、事実上、スタートする。深刻化する人手不足や進学率の高まりなどを背景に、ことし3月に卒業した高卒者の求人倍率は、全国平均で3.98倍と過去最高を記録した。一方で、高校を卒業して就職した人の3年以内の離職率は、去年10月時点で37%と、大学卒業後の人と比べて高い傾向にあり、企業とのミスマッチをどこまで防げるかが課題となっている。厚生労働省は「高校生にとっては採用してもらいやすい環境となっているが、ミスマッチを防ぐために複数の職場見学を行うよう学校側にお願いするとともに、職業相談や面接対策などきめこまやかな就職支援を続けていきたい」としている。
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中国・国家安全省の新法令が今日から施行される。スパイ行為の疑いがあれば、当局の担当者が個人や組織の携帯電話・パソコンなどの検査が可能になる。緊急の場合、当局者と明示すれば現場で検査が可能。法令に明文化することで検査が法に基づいたものと主張するのがねらいとみられる。中国・大連の経済フォーラムに出席したブラジル、ドイツの企業の関係者のコメントを紹介。習近平指導部は去年7月スパイ行為の取り締まり強化で改正「反スパイ法」を施行。
青森の風呂道具が車に乗っていることを知らせるステッカーに込められた思いを取材。発案したのは青森県・観光政策課・三上悠維。青森県が温泉県だと知ってもらいたいと言う思いからステッカーを思いついた。青森は温泉地の数は全国5位。人口10万人当たらい一般公衆浴場の数は日本一。このため車に風呂道具を積むのは青森の文化だという。須藤正智は銭湯経営の傍らデザイナーとしても活躍しステッカー背中を押され銭湯の名前が刻まれたTシャツの販売を始める。
山梨・富士吉田市・北口本宮冨士浅間神社で富士山を信仰する人や地元の人などおよそ300人が集まり「茅の輪くぐり」が行われた。登山道の入り口にある鳥居で「お道開き」が行われた。
弘前ねぷたまつりを一か月後に控え、「扇ねぷた」と呼ばれる山車の制作が本格化。茂森新町ねぷた同好会のねぷた小屋では「柱建て」という作業が行われた。茂森新町ねぷた同好会・小山内稔会長のコメント。
徳島県の4つの大学の学生たちが、合同で阿波踊りを披露する催しが開かれた。4つの大学の踊り手グループ「学生連」が阿波踊りで交流を深め、街ににぎわいを作り出そうと、毎年開いている。
後継者不足が課題の熊本のすいか栽培。将来に繋いでいる取り組みを取材。熊本県が作成した、匠の技を見えるかするすいかの栽培マニュアルを紹介。熊本県のすいかの作付け面積の推移を紹介。約20年で40%減少。熊本県畜産園芸課・坂本豊房主観は「すいかの栽培は経験とか勘に基づいて行われるケースが多い」、すいか農家・小佐井智昭は「粋か農家が盛り上がればいいなと思う」とコメント。
南極のザトウクジラがエサを食べる捉えた。WWFの研究者がドローンで撮影。バブルネットを作り胸びれを道具にしている。