浪江町は海と山に囲まれた自然豊かな土地だった。時計店があった新町商店街で年に1度開かれる十日市は300ほどの露店が立ち並び、町の内外から人が押し寄せた。2011年3月の福島第一原発の事故で全域に避難指示が出され、2万1000人余りの全住民が故郷を離れることを余儀なくされた。6年後には町の中心部で避難指示が解除されたが、今も面積の約8割が帰還困難区域のまま。町に暮らす人は事故前の1割余りにとどまっている。
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