旅の手帖編集長・山口昌彦さんは「世界で唯一のユニークな施設を活用した泊まれる文化財がある」と話す。名古屋テレビ塔の下の展望台には土産店のほかにホテルが併設されている。日本で一番古い電波塔として東京タワーの4年前(1954年)に開業し、2011年まで現役の電波塔として使われてきた国の重要文化財。「THE TOWER HOTEL NAGOYA」の客室は15部屋中12部屋に鉄骨が貫通している。宿泊客は午後10時~午前2時まで地上90mの展望台が利用可能。総支配人・中野毅さんによると、テレビ局が機材を置いていたスペースの使用料年間7600万円の収入が0円となり取り壊すか議論が行われていたが、維持費捻出のためにホテルとして活用する案が採用され、現在はホテルやカフェ・結婚式場も併設し毎月1000万円ほどの家賃を払っているという。
