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「日本の詩歌 8巻 斎藤茂吉」 のテレビ露出情報

皇居宮殿で行われた歌会始。「和」というオ代に対し国内外から1万5000首の歌が寄せられた。今回入選した10人のうち最年長は元教諭の古橋正好さんで、天皇皇后両陛下らの前で自作の歌が披露された。小学校の卒業式で自ら作った証書を旅立つ子供たちの晴れやかな様子を思い浮かべた一首。古橋さんが短歌に興味を持ったのは高校生の頃で、高校の先生から教わった万葉集に感銘を受けた。特に斎藤茂吉の短歌には思い入れがある。この短歌に出会った頃母親は胃がんで入院していて、大学の合格通知を見せた2時間後に息を引き取った。その後50年に渡り教育に携わり、80歳の時、人生を振り返り、心の整理がしたいと短歌を詠み始めた。入選を知った元同僚や教え子からは、お祝いの花が届いたという。古橋さんは「大勢の人の支えを受けながら生きて生かされている」と話した。

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