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「日本パレット協会」 のテレビ露出情報

2024年問題。千葉県野田市にある味の素冷凍食品の物流倉庫でトラックに一つ一つ商品を積み込んでいるのは運転手。「バラ積み」と呼ばれる作業で、こうした作業が、運転手の大きな負担となっている。そこで導入したのが、パレットを使った輸送。積み込みは、パレットに載った荷物をフォークリフトでそのまま載せるだけ。運転手の負担軽減はもちろん、積み下ろしにかかる時間も、およそ7割削減できたという。こうしたなか、味の素冷凍食品が5月から導入を拡大したのが、レンタルパレット。パレット輸送では、送った先から空のパレットを回収する負担がある。そのため、その回収までを代行してくれるレンタルパレットの需要が高まっている。最大手の日本パレットレンタルは、新規の相談が増えるなど、転換期を実感しているという。実際に、レンタル用のパレットの枚数は、この10年で1.5倍に増えている。国もパレットの利用を推進。国土交通省は、パレット輸送を始める企業やレンタルパレットに切り替える企業などに対し、フォークリフトの購入費用など、総額1億8000万円を補助している。さらに、パレットの大きさの規格も統一。現在は、業界ごとの慣習によって、サイズが異なるため、パレットを乗せかえるための積み替え作業が発生している。統一すれば、こうした作業時間を年間2億3000万時間削減できるとの試算も。パレットの規格の統一で期待されるのが、物流の自動化。パレットを自動で積み降ろしができるフォークリフトは離れた場所から運ぶ荷物と運搬先を指示するだけで、自動で運ぶことができる。今回、新たにトラック内のパレットにも対応できるようになった。こうした自動化のシステムもパレットの規格が統一されることで、納期の短縮や導入コストが抑えられると期待している。

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