きょう会見を行ったのは将棋の福間香奈女流六冠。妊娠中に不戦敗を余儀なくされたとして日本将棋連盟に対し妊娠や出産に関わる規定の見直しを求めた。現在8つのタイトルのうち6つのタイトルを保持する福間香奈女流六冠は島根県出身で切れ味鋭い責めの指し手から「出雲のイナズマ」と呼ばれ、過去には敗れはしたものの藤井聡太六冠と対戦したナンバーワン女流棋士だ。去年12月に子どもを出産した福間女流六冠だが、その2か月前に妊娠かタイトル戦かを迫られる事態が起きた。去年10月、妊娠中の体調不良を理由に対局日程の変更を求めたがそれが認められず、2つのタイトル戦で不戦敗となった。当時はタイトル戦に望む女流棋士の妊娠・出産に関する規定はなかった。この問題を受け日本将棋連盟は今年4月、産前6週・産後8週にタイトル戦の日程が一部でも重複す場合、対局者を変更するなどとする新たな規定を導入。この規定に該当した女流棋士はタイトル戦に出場できなくなり、タイトル保持者はタイトルを失う。これに対し福間女流六冠は「タイトルを優先させれば妊娠を躊躇せざるを得なくなる」として本人の体調や医師の意見に応じて出場可能とすることなどを検討するよう規定の見直しを求める要望書を提出した。日本将棋連盟は会見を受け、「棋戦の継続と母体の安全との両立を重視し、女流棋士がより不安なく対局に臨めるような環境づくりを目指していく」としている。
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URL: http://www.shogi.or.jp/
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