新しく生まれ変わったパスポート。マイナンバーカードを持っていればオンラインで申請できるようになり、戸籍謄本の提出は不要。手数料が400円安くなる。偽造を防止するため顔写真のページがICチップが一体化したプラスチック製に。個人情報はレーザーで印字。戦後初めて観光目的でパスポートが発行されたのは東京五輪が開催された1964年。このとし海外旅行が自由化された。ハワイ旅行は現在の物価で約400万円(日本旅行業協会調べ)。バブル期にかけてアウトバウンドの数は右肩上がり。2019年には最多の2008万人にまで増えるがコロナで急減。パスポートの保有率はコロナ以降年々減少し17%(アメリカ50%、韓国40%)。会見で観光庁・秡川直也長官は「いま円安。日本人的には内向き志向。若い人はあまり出て行かない。海外旅行に行こうという雰囲気を出して機運が少しでも変わればいい」と述べた。