前職は自動車の設計だったという松木一将。3月に日本競輪選手養成所を卒業し、デビューに向け体を鍛えている。競輪選手になった理由は「お金かもしれないですね」と話した。去年の競輪選手の平均賞金取得額は約1500万円。競輪選手になるための第一歩が日本競輪選手養成所に入るための試験。1次試験は基礎体力測定。2次試験は走行テストなど。合格率は1割に満たないことも多い。しかし松木は74人のうち合格者6人という狭き問をくぐり抜けて合格した。師匠の山田哲也の評価は「まだ自転車に乗れていない」。松木は自動車の会社を退社後スポーツジムに勤務し、そこで妻の麻由さんと出会って結婚した。翌年には娘が誕生。麻由さんは「サラリーマンでちょっと違うなと思いながら働くよりはやりたいことをして明るく家にいてもらえた方が嬉しい」と話した。5月、デビュー戦。競輪選手は全国各地を転戦しなければいけない。デビューの舞台は熊本。結果は5着だった。デビュー戦を終えた松木が帰宅。「自分の脚力のなさと技術のなさを痛感した。レベルをあげていい走りを今後していきたい。一言でいうと悔しい」などとデビュー戦を振り返った。賞金は16万9123円。
