連合の芳野友子会長に聞く。2025年春闘の賃上げ目標は全体5%以上、中小6%以上。「2024年の春季生活闘争では33年ぶりの高水準で5%以上の賃上げが実現することができた。この流れを2025年にも、つなげていき、巡航軌道に乗せていきたいという目標を掲げている。大手と中小の格差を是正することが今、求められている」。経団連の十倉会長は賃上げについては重要性強調。最低賃金1500円については劇薬だという。最低賃金1500円について「どこでも誰でも1000円の実現を図るという取り組みを強化をしている。中間目標としては、一般労働者の中央値の6割水準を目指すことを掲げている。1500円というのは通過点になる」とコメントしている。無理難題でも、劇薬ではないという。日本は安い賃金になっている。賃金水準を上げないと若い労働者は海外へ出ていってしまう。