きょうのテーマは「石破首相 退陣へ 停滞する政治はどうなる」。自民党内から退陣を求める声が上がっていた石破総理大臣は一昨日辞任する意向を表明した。その背景と今後の政局について解説。きのう国会議員の書面提出が予定されていた臨時の総裁選は事実上のリコールの側面があると受け止められている。党内では執行部の辞任が相次ぎ野党との協議も滞る中、当初様子見だった議員の中にも次第に体制の刷新は避けられないという判断に傾く議員もいて、先週末の時点で実施を求める議員が過半数を上回るのは確実との見方も出ていた。石破総理は続投を支持する世論を背景にギリギリまで続投の可能性を模索したものの、政治的に追い詰められる形で退陣を判断したものとみられる。今後自民党内では後任を決める総裁選挙の手続きに入ることになる。総裁選については国会議員に加えて党員も参加するフルスペック型と呼ばれる形式にすることを決め、この場合国会議員による投票は来月4日とする案が出ている。また、自民党は少数与党のため野党との協力のあり方が重要。
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