衆議院の議席数は維新を加えてあと2議席で過半数を超える。15日に自民・維新の党首会談が行われ、16日の政策協議では議員定数削減が絶対条件だと吉村代表からあった。自民・維新双方の連立のメリットについて岩田明子は、「自民にとっては安定的な基盤を手にすることができる。維新は地域の代表で独自色がある第三極というポジションがあったが取り込まれるのではというリスクも無きにしもあらず。ただやりたい政策を実現させるのは与党にいるのが早道だし、将来的に閣内に入って実践を積んでいくのも大事になるので結果は時間が経ってみないと分からない」と話した。議員定数削減について吉村代表は、これが出来ないようでは日本の未来を切り開くことは難しい、絶対条件で出来ないようなら合意するつもりはないとしている。維新の会の議員定数削減は1割およそ50人を削減しようとしているもので、比例代表で当選した議員を削減しようとしている。これについて公明党の斉藤代表は、定数削減そのものには反対しないが比例の50議席削減は乱暴だとしている。高田圭太は、「影響を受ける政党からは自民と維新があまり影響を受けないことから、身を切る改革ではなく小政党に見を切らせる改革だとの声も聞こえているので今後かなり揉めてくる」と話した。チームみらいの安野貴博党首は議員定数削減のデメリットとして、議員の新陳代謝がより悪化する、諸外国と比較し日本は国会議員数が少ない、得られるコストメリットが限定的という点を挙げている。岩田明子は、「相当エネルギーと時間が必要なので臨時国会の間にというのは物理的に難しいのでは」と話した。高田圭太は、「政治とカネの話は高市氏の2年間の任期内でということなので急激に進むことはないとみられる」と話した。
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