自民党の高市総裁と日本維新の会の吉村代表の共同会見。つい先程合意文書に署名を行った。具体的にどういった内容の合意に至ったのかとの質問。高市総裁は企業・団体献金について、「色んな形の寄付・献金のあり方があるので総合的に見ながら結論を得る。各党・各会派と議論をしなければならない問題」と話した。吉村代表は、「高市総裁の任期中に一定の結論を得ると合意書にも書いてあるので、他の政党の皆さんとも一緒に信頼される政治とカネのありかたを進めていきたい。他の合意内容は12本の矢と言っていい重たいものになっているが実現していきたい」と話した。維新からは閣内に人を出さないということだが連立政権樹立で良いのかとの質問。高市総裁は、「合意書に書かれているように連立政権の樹立です、共に政策に責任を担っていくパートナーだと考えている」と回答。吉村代表は、「与党として初めての経験でもある、責任を持って政治を進めて行くことが必要となる。党として連立政権の中で力を発揮していきたい」と話した。憲法改正など国論を二分するような大きいテーマで時期を区切って合意文書に書かれているが、どうやって少数与党の中で国民の理解を得て進めていくのかとの質問。高市総裁は、「維新とは考えていることの共通点は多い、具体的な憲法改正条文案を提出できる形に仕上げていきたい」と回答。吉村代表は、「国民主権なので主権者たる国民が一度も憲法改正の投票をしたことがないというのは違うと思う、しっかり議論を深めていきたい」と話した。少数与党であることには変わりないが今後法案成立などには数が必要だがここから更に連立に入る人・党・会を増やすのか政策ごとに賛成を募っていくのかどう多数派工作を行うのかとの質問。高市総裁は、「同じような考え方を持っている野党もいるので幅広く呼びかけをしながら一つずつ丁寧に仕上げていきたい」と回答。吉村代表は、「衆参共にあと少しずつ足りないがだからこそ丁寧により良い法案を作ることに力を入れたい」と語った。
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