国会は会期末を4日後に控えて、残る法案の審議が続いている。先週参議院に送られた皇室典範改正案、「副首都構想」の関連法案などをめぐって、与野党の調整が大詰めを迎えている。きょう高市総理大臣は自民、維新両党の幹部らが出席した会議で、「すべての政府提出法案の会期内の成立に向け、協力を改てお願いする。『副首都』法案も与党が一体となって会期中の成立を目指そう」と述べた。副首都構想の関連法案は自民・維新両党が共同で提出し、副首都について「大規模災害の際、首都の代替機能を担うことができる道府県」としている。この法案について与党側は、「あす採決してただちに衆議院本会議に上程したい」と提案。これに対し野党側は「審議の状況を見極めたい」と主張して、引き続き協議することになった。与党が最優先で成立させたいとしている皇室典範改正案。与党側は「あさって特別委員会を開き、趣旨説明と質疑に続いて採決を行いたい」と提案した。これに対して野党側は「質疑の充実を求めており、内容を踏まえ判断したい」と主張し、引き続き協議することになった。立憲民主党は「旧皇族の男系男子を養子に迎えられる」規定を削除し、女性皇族が結婚後も皇室に残ることだけを盛り込んだ修正案を提出する方針。こうした中で与党内からは「法案の成立に日数が足りなければ、会期の延長もやむを得ない」という声が出ていて、会期末を見据えた日程調整が大詰めを迎える。
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