日本製鉄は中国鉄鋼大手の宝山鋼鉄との合弁事業を解消し、自動車鋼板の現地生産から撤退すると発表した。日本製鉄と宝山鋼鉄は2004年に合弁会社を設立したが、来月末で合弁契約の期限を迎えるのを前に解消する方針を固めた形。合弁解消により日鉄グループの中国での鋼材の生産能力は7割減少する。解消の理由については日系自動車メーカーの現地生産を鋼材の供給で支援するという設立当初の目的を完了したとしている。
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