東京の救急車出動回数は年に約90万件。しかし行く病院がわからないため救急車を呼ぶ人もいるが悪い訳では無いと話す。この日の当直は鷺坂彰吾先生。きょうは嫌な予感がすると食べるときに食事をすると話した。そして夜10時30代女性が搬送される。女性は痛みを訴えており、救急隊が持ってきたビンを見せてもらうと市販の風邪薬の空き瓶で210錠を一度に摂取したという。このようなオーバードーズは5年で増加傾向にあり、10・20代は約2倍だという。飲んだ風邪薬にはアセトアミノフェンが含まれており、一般的には解熱鎮痛薬であるが過剰摂取は肺不全などに至る可能性があり、一刻も早く薬を体内から出さなければいけない。チューブで胃洗浄を行ったり、活性炭で除去した。女性は1日入院するが「死なないの?死にたい」と述べた。鷺坂先生は「何が辛くて何をしてほしくてこの人は病院に来たんだろう」など考えるようにしているなど話した。
住所: 東京都渋谷区広尾4-1-22
URL: http://www.med.jrc.or.jp/
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