埼玉・所沢市から鈴木アナウンサーが中継。6月1日から企業の熱中症対策の義務化が始まる。具体的には連絡体制の整備や重症化を防ぐための手順を定めることなどがあげられる。きょうは、所沢のごみ収集会社を取材。企業としての備えを調査。まず、普段作業しているスタイルがファンのついた空調服を着用し首の後ろが直接太陽に当たらないように防ぐものを装着すること。さらにゴミ収集車にはお水や経口補水液などだけでなく、ルートごとに一番近い病院などが書かれているものが全車に入っている。さらにウェアラブルウォッチでは4秒に1度体温と心拍数を測り事務所に自動的にデータがおくられるようになっており、事務所から作業休憩の指示をだせるようにしているという。すでに体験した従業員からは休みを取りやすくなったことや体調不良も言いやすい雰囲気になったという声があった。回収業者は作業時間帯でも気温が高く、過去には体調不良を訴える人もいたが、導入するようになり昨年は熱中症人数はゼロとなったという。作業員が休憩する休憩所内にはマッサージチェアも設備されるなどしている。