- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 瀬戸光
オープニング映像。
池田さんらが挨拶し、「義務化はじまる・企業の熱中症対策」「温暖化でワインに異変・救世主は新品種?」などと4時台の内容を紹介した。
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募集テーマ「私をあつくするもの」で投稿を募集。東京都の方から、あつくするものは介護の気晴らしに始めた投稿することだと紹介。
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埼玉・所沢市から鈴木アナウンサーが中継。6月1日から企業の熱中症対策の義務化が始まる。具体的には連絡体制の整備や重症化を防ぐための手順を定めることなどがあげられる。きょうは、所沢のごみ収集会社を取材。企業としての備えを調査。まず、普段作業しているスタイルがファンのついた空調服を着用し首の後ろが直接太陽に当たらないように防ぐものを装着すること。さらにゴミ収集車にはお水や経口補水液などだけでなく、ルートごとに一番近い病院などが書かれているものが全車に入っている。さらにウェアラブルウォッチでは4秒に1度体温と心拍数を測り事務所に自動的にデータがおくられるようになっており、事務所から作業休憩の指示をだせるようにしているという。すでに体験した従業員からは休みを取りやすくなったことや体調不良も言いやすい雰囲気になったという声があった。回収業者は作業時間帯でも気温が高く、過去には体調不良を訴える人もいたが、導入するようになり昨年は熱中症人数はゼロとなったという。作業員が休憩する休憩所内にはマッサージチェアも設備されるなどしている。
きょうは自転車愛用者たちの悩みを解決する番組「チャリダー★快汗!サイクルクリニック」についてつまみぐい。子ども乗せ自転車の注意点は、前の座席のハンドルが動くと不安定になるため、後ろ座席の約6倍のけがが発生。前後に子どもを乗せるときは後ろ座席から乗せると倒れにくく、下ろす時は前座席から下ろす。子どもを乗せているときは手を離さないこと。自転車から子どもが投げ出され死亡する重大事故もおきているためベルトをすることも大切。自転車保険は万一に備え加入しておくこと。小学生が歩行者と事故をおこし1億円近い賠償金が請求された事例もある。
株と為替の値動きを伝えた。
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きょうの注目のニュースのテーマは「備蓄米早く届くか?」。政府の備蓄米の売り渡しに対し、大手小売業者からの申し込みが殺到し受付が一旦停止された。そして、新たに中小スーパーやコメの販売店を対象にした売り渡しの説明会がこのあと開かれる。今回販売を予定する30万トンだが、20万トンにあたる令和4年産のコメに希望が集中し上限に達する見込みとなったため一旦停止となったが、同じく販売を予定する令和3年産のコメより新しいコメだとし希望が集中していた。農林水産省の担当者は予想より早いペースだったと話している。明日から販売予定の売り渡しは令和3年産で備蓄米が広く行き渡っていないことが課題だったことから、売り渡しの対象を変えることで安価な備蓄米を早く届けたいという狙いがある。きょう備蓄米が到着した大手生活用品グループでは精米を今日中におこない来週月曜に店頭に並ぶ見通し。さらにネットの予約販売では大手通販サイトでもきょう午後販売を始めたが予約販売を含め約2時間できょうの分が完売した。こうした小売業者の間でも早く店頭に並べるため、ブレンド米の袋をそのまま活用し備蓄米とわかるシールを貼るなどの工夫がみられている。価格については、大手の売り渡しでは店頭で5kg税抜き2000円になるよう国が売り渡し価格を設定。中小のスーパーなどでは1800円程度になると小泉大臣はのべている。
日照時間に恵まれていることや朝晩の寒暖差が大きくブドウ栽培に適しており、日本ワインの生産量全国一の山梨県。ただ近年は温暖化の影響で異変が生じつつあるという。山梨県果樹試験場の新谷は、ここ数年暑さの影響でブドウに含まれるアントシアニンが減少しワインの色が薄くなっているという。さらに暑さにより味も渋みが少なく変化してきているという。
ワインやブドウについて取材をした清水さんは、ワイナリーや農家の危機感が高まっており温暖化の影響について積極的に発進するワイナリーも増えている。VTRで紹介した色が薄い赤ワインを改めて紹介。色味が薄いと渋みが不足するなどワインの味にも影響があり、ブドウの品質が基準を満たさずワインができないというものが増えており、生産量が減っていると話す生産者もいるほどとなっている。
生産者を悩ませる暑さについて、県内のワイナリーではこの気温上昇をうまく利用し対策に乗り出しているところもある。取材したブドウ畑があったのは標高850m。従来の畑にくらべ250mから600mほど高く気温が低いためこれまでワイン用のブドウを栽培する場所としては考えられていなかった。しかし去年、この畑で収穫されたブドウから生産者が自身を持って売り出せるロゼワインが完成したという。その恩恵を与えたのは温暖化。気温上昇により涼しい地域が有望な産地となったという。
これまで生産してこなかったより標高の高い場所での生産に注目が集まっている。しかし地球温暖化は世界ておこっており国内では北海道、ヨーロッパではイギリスなど緯度の高い地域に新たなワインの産地ができている状況となっている。これまでの畑をどうするのかということが、今までの産地の大きな課題となっており、山梨県果樹試験場では暑さにつよい品種を新たに開発した。
開発は異なる品種をかけ合わせたブドウの種を作るところから始まる。その数年間1000粒以上。種を作り芽が出てブドウが収穫できるまでには少なくとも3年かかる。ブドウが収穫できるようになると色や糖度、栽培のしやすさなどで評価し、数年かけていくつかの有望株を選ぶ。有望株が見つかるとようやくワインづくりがスタート。この時点で開発が始まりすでに10年が経過しているが、ワインの出来栄えを比較し、さらに数年かけて厳選していく。そして約30年かけてできたのが新品種の「ソワノワール」。暑い日が続いても色づきやすいのが特徴で、色素量は同じ畑で育てた別の品種の2倍以上。ワインにすると色が濃くなめらかに仕上がるという。ソワノワールの誕生は県内のワイナリーから期待を集めている。甲州市のワイナリーでは先月、400本の苗木を植樹。色づきが悪くなった品種をソワノワールに植え替える計画だ。山梨県果樹試験場の新谷育種部長は「ソワノワールが温暖化に対応できて生産者や消費者に受け入れてもらえるような位置づけの1つの柱になっていってくれたらいいかなと思っている 」などと話した。
「ソワノワール」のワインは赤い果実のようなフルーティーな味が特徴で口当たりの滑らかさにも驚かされる。ソワノワールはメルロとピノノワールというフランスの代表的な品種を掛け合わせてつくられたもの。そしてこの両方の良さを受け継いでいるのがこの「ソワノワール」と言われている。暑さに強いのはもちろん、ワインの品質が高いと県内のワイン関係者から期待が高まっている。ソワノワールの苗木は販売が去年冬から始まったがこれまでに1600本が県内のワイナリーなどに販売されたという。今はまだ苗木の状態なのでブドウが収穫できるのは早くても2年後と言われている。さらにワインとして商品化されるまでにはブドウができてからさらに数年かかるとソワノワールを植樹したワイナリーの方は話していた。ワイン用のブドウの開発は簡単ではない。まずはブドウが順調にできないといけないし、さらにそのブドウをワインにしたらどのようになるのかを慎重に確認する必要があるので、通常でも20年という長い期間がかかると言われている。ソワノワールも当初は暑さ対策のために開発が始まったというわけではない。ソワノワールの今回の誕生は気候変動で気候の状況がマッチしたという偶然と県の果樹試験場の歴代の担当者が何十年もコツコツと新品種の開発を続けてきた努力の成果だといえる。ワイン造りの現場ではこれまではワインを作る技術やブドウのブレンドの配合を変えることで対応してきたという話もあるが、いまはそのような対応では難しくなっていると話す方もいて、ソワノワールの栽培を決断したというワイナリーもあった。県内ではこうして新しい品種のほかにも栽培の技術で温暖化に対応しようとする研究も行われている、などと伝えた。
きょうは若者と高齢者の新しい交流のかたちについて。まじは若者世代と高齢者が互いの距離を縮めて理解をし合うことを目指す取り組みを前回2つ紹介した。1つは、高齢者を学生が孫のように支えるという取り組み。そしてもう1つが、学生たちが高齢者施設に同居して高齢者を支える取り組みとのこと。
若い女性が訪れたのは、とある高齢者の自宅。高齢者がアルバイトの大学生から生活サポートを受けられるサービスで、この日はスマホの使い方を教えていた。このサービスはデジタル支援や外出支援、暮らしのサポートなど1時間2500円で利用できる。ネットで申し込むだけでいいとのこと。長年1人暮らしをしている今城さんは、3年前に足を悪くして1人では歩いたりお風呂に入ることが難しくなった。介護保険の生活支援を週5回利用しているそう。今城さんはちょっとしたことでも、気軽に助けてくれる人がいいなと思い、このサービスに魅力を感じて月3回ほど利用している。このベンチャー企業を立ち上げたのは山本智一さん。山本さんは介護施設のアルバイトを経験し、その時に友人に「すごいなきついやろ」と言われたことがきっかけで、若者は介護に対するネガティブな印象をもっていることがわかり、この壁をどう取り払うかを考えたときに違う形で交流することが良いと思い「まごとも」が生まれたとのこと。山本さんはアルバイトとして学生を募集して、登録者を100人以上にした。アルバイトをはじめて5か月の平田今日子さんは、この日初対面の今城さんの外出を支援する。買い物の帰りにお茶をした。
田中さんは「ネガティブなイメージを変えたいとまさにそうで、介護現場ではSNS利用してこんなに楽しいお年寄りと職員との交流がうまれているというSNSの発信がある。」などと話した。このサービスは、アプリから申し込めるようにするとのこと。
4つの大学が集まる学生の街、東広島市。一見普通の学生シェアハウスに見えるがある秘密がある。朝早く学生たちが2階に向かうと高齢者の方々がたくさん。1階の半分が学生たちのシェアハウスだが、2階は認知症などの高齢者が入居するグループホーム。他にもデイサービスの施設などが入っている一体型の施設になっている。学校たちはここでトイレ掃除や皿洗いなど簡単な仕事を朝と夕方、1日2~3時間、週3回程度アルバイトを行うと家賃が無料になるという仕組みになっている。この取り組みは学生だけでなく施設職員や利用者にとってもメリットが多いという。この春大学院1年生になった黒谷優翔さんは家賃無料、同世代との生活に惹かれてシェアハウスに入居した。でも以前は高齢者のイメージがあまり良くなかったというが、認知症の高齢者との接し方に悩んでいたとき入居者の1人に声をかけられたことで気持ちが変わっていったという。高齢者と日常的に接することによって若い人たちが成長することもある。この施設に来て1年がたつ岡田こころさんは人と接するのが苦手で当初は悩むことも多かったという。そこで岡田さんは高齢者一人一人と接点を見つけては積極的に話しかけることにした。試行錯誤を重ね少しずつコミュニケーションへの苦手意識がなくなっていったという。
放送から1カ月あまりたっていま学生たちと入居者の皆さんがどうしているか聞くと、新学期になって新たに新入生2人が入居してきた。岡田さんにとっては初めての後輩ができたということで、新人が高齢者とうまく付き合えるようにサポートを心がけるなかで成長を実感できたとのこと、などと伝えた。
あさひアナの中継について、「のほほんとしていたいいですね」などの投稿を紹介。岡山・矢掛町からあさひアナが中継でクリームソーダがいただけるカフェを紹介。カフェはお土産屋の奥にあり、紹介するのは矢掛町のパッションフルーツを使ったクリームソーダ。あさひさんは、クリームソーダを試食し「暑い時はさらに美味しい」などと感想をのべた。
募集テーマ「私をあつくするもの」についての投稿を紹介。両親が手先を器用にするためプラモデル作りをおしえてくれそれ以来ハマってしまった、8月に高知にいき踊るためよさこいの練習に励んでいると投稿内容を紹介した。投稿はFAX03-5454-2918。