生産者を悩ませる暑さについて、県内のワイナリーではこの気温上昇をうまく利用し対策に乗り出しているところもある。取材したブドウ畑があったのは標高850m。従来の畑にくらべ250mから600mほど高く気温が低いためこれまでワイン用のブドウを栽培する場所としては考えられていなかった。しかし去年、この畑で収穫されたブドウから生産者が自身を持って売り出せるロゼワインが完成したという。その恩恵を与えたのは温暖化。気温上昇により涼しい地域が有望な産地となったという。
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