きょうから「東武百貨店 池袋本店」で駅弁のイベント「鉄道&駅弁フェスティバル」が始まった。「北海の彩り弁当」や「近江牛すき焼き海苔弁」など全国各地の駅弁を楽しむことができる。北海道の駅弁の定番「いかめし」は10年前は650円だったが、イカの不漁による原材料費高騰や円安などの影響で現在は1450円。兵庫県の駅弁「ひっぱりだこ飯」も10年前の1000円から現在は1480円に値上げしている。さらに列車の高速化で移動時間が短縮し、ワゴン販売の終了などもあり、駅弁需要は減少。現在、駅弁業者はピーク時の5分の1に。西武池袋本店に去年オープンした「BENTOステーション」。西武池袋駅から数歩の場所にあり、約100種類の駅弁を販売。常設店舗のため、普段の買い物や仕事帰りなど日常的に駅弁を楽しむことができる。明治36年創業、「ひっぱりだこ飯」で有名な老舗の駅弁業者「淡路屋」が力を入れているのは“宅配駅弁”。ネットで注文すると、工場で作った駅弁をそのまま会社などに届けてくれる。元々はコロナ禍で旅行の移動が激減し、始めたサービスだが、今でも注文が入り続けている。多い日で300個を超える駅弁の注文が入る日もあり、売り上げは好調だという。
