弱い円と強いドルの正体。重見さんが解説。日本の2023年経常収支内訳では経常収支は黒字だが…円売り優勢。重見さんは「弱い円」で浮かぶ仮設を、”「弱い円」が「(本当は)弱いドル」を隠しているのではないか”、”「強いドルの正体」は「弱い円」ではないか”などと話した。アメリカの2023年経常収支内訳では48年連続して経常赤字。ドルを支えてきたもの5つを紹介。「原油のドル決済」、「原油・エネルギー以外の財・サービスのドル決済」、「アメリカの圧倒的な軍事力」、「アメリカの「ソフトパワー」(ブランディング戦略)」、「アジア諸国による外貨準備の蓄積」。重見さんは「これらの5点というのは今揺らぎ始めているのではないか」「日本はおそらく今後利上げを迫られていく中で一旦はドル安円高にふれるのではと思ってます」などと話した。