きょうの債券市場は朝方から国債を売る動きが強まっていて長期金利の代表的指標の10年もの国債利回りが2.41%まで上昇、日本相互証券によると1999年2月以来約27年ぶりの高水準という。金利が上昇しているのはイラン情勢をめぐりニューヨーク原油市場で先物価格が上昇する中日本の物価高が進むのではとの見方が広まっているため、また日銀が早期の利上げに踏み切るのではとの観測が広がっていることも金利上昇につながっている。長期金利は住宅ローンの固定金利など暮らしにかかわる金利に影響する。岡三証券伊藤顕司市場営業第一部長は「イラン情勢を受け輸入物価の押し上げがどれくらい進むのかが見えないのが一番大きい。債権の売り、買いを見送る人も多いと思う」などとした。
