ヨーロッパ中央銀行は11日の理事会で政策金利を0.25%引き上げを決定した。主要な政策金利である金融機関から資金を預かる際の金利はこれまでの2%から2.25%に引き上げられる。利上げはインフレ率の高止まりが続いていた2023年9月以来、2年9か月ぶり。ユーロ圏の先月の消費者物価指数は去年の同月比で3.2%の上昇とヨーロッパ中央銀行の目標の2%を上回っている。声明で利上げに踏み切った理由をイラン情勢がインフレ圧力を生み出しているとしてインフレ率を中期的に2%の目標で安定させることを確実にするとしている。またユーロ圏の今年の物価上昇率の見通しも公表し3.0%と前回・3月予測から0.4ポイント引き上げた。日銀も来週、利上げの実施を最終判断することにしていて政策金利を1%程度に引き上げる方向で議論する方針。
