中東情勢の悪化で原油価格が高騰する中、4月の金融政策決定会合では「直ちに利上げする緊急度はない」として様子見を決定。しかし、この2か月で物価上昇の動きは鮮明になり、既に今年の食品値上げは2万品目に達する見通し。こうした現実を前に日銀内でも「放っておけば想定以上に物価が上がる恐れがある」との警戒感が広がった。そのため今回の会合では現在0.75%程度としている政策金利を1%程度に引き上げる見通し。ただ、円相場は現在も1ドル160円台。「1回の利上げだけで物価高や円安は止められない」との見方も出ており、焦点は会見での日銀の発信に移っている。
