パラリンピアの長谷川順一(56)は39歳で第一線を退いたが、10年後再びレースに参加。普段は家業のガス会社で働いているが、仕事終わりには筋トレなどで体を鍛えている。長年の競技生活で負った怪我が原因で体調は万全ではない。体にむち打ち、大会に出場しようとする長谷川は、パラアルペンスキーの競技人口が減少していることを気にかけている。最高峰の大会でも参加者は20年前に4分の1になっている。その要因の一つがコストがかかることで、道具の購入や海外遠征費で数百万円以上なため、新しい選手が入りづらい環境である。それでも長谷川はアルペンスキーの魅力を伝えたいと自ら大会に出場し続けている。競技人口を増やそうと大会の基準を変える動きもある。2025パラアルペンスキーチャレンジカップでは、経験の少ない選手もエントリーできる枠を増やした。