天才ドラマーと呼ばれ12歳で米国に移住した相馬よよかさんが、東京都内で開かれた音楽祭に参加した。渡米からまもなく2年。よよかさんは、日比谷音楽祭に招かれて一時帰国。音楽祭ではドラムの初心者に手ほどきするイベントにも参加。よよかさんは1歳半の時にドラムをたたき始め、日本版「ニューズウィーク」の世界が尊敬する日本人100人に最年少の9歳で選ばれた。おととし9月、世界への思いが募り家族で渡米。今年2月、米国・カリフォルニア州を直撃した豪雨で土砂が崩れ、目の前の住宅が損壊。身の危険を感じた。家の水道は使えず、ガスは2か月止まった。よよかさんは「どうにかなるだろうみたいな精神が強くなった」と語った。円安も重なり厳しい生活が続くが、音楽の面でも変化が出始めている。実力派のアーティストらとの出会いが成長を後押ししてくれる。8月からはハイスクールに通い、15歳の誕生日を迎える10月には、渡米後初のソロアルバムを出す予定。東京・千代田区・日比谷音楽祭2024、日比谷音楽祭実行委員会提供、YOYOKAチャンネル、成田空港、クリスマスライブの映像。