新商品ラッシュで売り場が拡大している令和の新定番「カップライス」。街の人にどんなカップライスを食べているのか聞いた。丸美屋の「麻婆豆腐ごはん」、永谷園の「カップ入りお茶づけ海苔・さけ茶づけ」、ゴーゴーカレー監修「ゴーゴーカレーメシ」を試食。永谷園の「めし粥」は、おかずと食べることを前提としている。なぜこの商品を開発したのか、永谷園マーケティング本部・栗原紘明さんに聞いたところ「カップごはん自体が非常に伸びてはいるんですが、プレーンなものはなかったので、そこにチャンスがあるかなと。味が特についていないので色んなおかずに合わせて食べられる」とコメントした。カップライスが販売されたのは1975年。「カップ麺の次はお米を使ったヒット商品を」という思いで日清食品が開発したが売上は伸びなかった。その理由を発売元の日清食品マーケティング部・中村圭佑さんに聞いたところ、「1975年当時、米を毎日炊くのが一般的だった社会があったため、まだ需要がなかった。生産から一時的に撤退した」とコメントした。その後もカップライスの研究を重ね、2014年に「日清カレーメシ」を発売。時代が変わり単身世帯が増加(出典:厚生労働省)。さらに共働きなどで毎日お米を炊かない家庭が増え、その結果、売上が右肩上がりとなった。日本食糧新聞社・山本圭さんはカップライスが世間に浸透した理由について「コンビニからお湯を注いで持って帰れるというところでコンビニの取り扱いが増えたというのが大きいと思っている」とコメントした。最も大きな要因は「タイパとコスパがいいこと」、「片付けがラク」。
