建設から時が経ち、安く販売されるようになった鴻島の別荘で新たな挑戦を始める人がいるという。ことし5月に移住した大西悠介さんは大阪で飲食店を経営し長年夢である海の前でBBQをする店を叶えるため店舗を売却し海沿いの3階建ての別荘を購入した。さらに大西さんは高台にある別荘で民泊をオープンす予定だという。中島康徳さんは4年前に別荘を約200万円で購入。神戸の会社に務めながら週の半分を島で暮らしているという。バブル崩壊後、開発業者の倒産により別荘の管理や保全がなくなった鴻島では別荘オーナーたちが自治会を設立しその役割を担っている。現在は安くなった別荘を若い人らにもっと利用してもらいたいという。