駅前の商店街で60年以上続く飲食店。この1年予想外の事態に困惑してきた。店で工場・関連企業に弁当を配達しているが、注文数は去年の半数程度に落ち込んでいる。追浜観光協会・下澤敏也さんはこの町で生まれ育ち、観光協会の会長をつとめている。商店街は工場の人たちが支えていた。追浜工場が操業を開始したのは1961年。主力車種を生産してきたが、日産が業績不振に陥る中で工場の稼働率が低下。研究所・試験場など残し、生産部門を削減。自動車工場は地元住民と深く関わってきた。7月に開催される祭りの会議。そこには毎年参加している日産の社員の姿もあった。今年も工場が参加することに下澤会長は安堵していた。いっぽう、これからは自動車ありきの街ではいけないとしている。地元の結束が大事だと若い世代に伝えている。祭りの当日、先頭は工場で生産された新型車。その後に続くのは町内会などによる神輿。
住所: 神奈川県横須賀市夏島町1
