株価は、きのう歴史的な下げ幅となったが、一転して買い戻しの動きが広がり、日経平均株価は終値で3200円余り値上がり。過去最大の上げ幅となった。この株価の乱高下、一体何が起きているのか。証券会社では、個人投資家などからの問い合わせが相次ぎ対応に追われていた。きのうは株の売り注文が相次いだが、一転、買い注文に加えて、上昇した今のうちに株を売るべきかどうかを尋ねる問い合わせが多かったという。岩井コスモ証券東京コールセンター・本間大樹センター長は「不安、混乱、戸惑い、いろいろな感情が相まって、買いたい人、売りたい人が入り乱れている状態」と語った。きのうは、下落幅が4400円余となり、過去最大となった日経平均株価。一転、全面高の展開に。きのうまで3営業日連続で値下がりしていたことや外国為替市場で急ピッチな円高が止まったことから、輸出関連の銘柄を中心に買い戻しの動きが広がった。日経平均株価は終値で3200円余値上がりし、過去最大の上げ幅となった。