きょうの株価の見通しを、大和証券の壁谷洋和が解説した。日経平均予想レンジは「58700円~59200円」。壁谷は「きのうは6万円に到達したが、その後達成感からかやや売りに押された。きのうのアメリカ株も安く返ってきており、きょうはやや軟調な展開になりやすい」などと語った。注目ポイント「日本株優位のトレンドは継続?」について、壁谷は「企業業績を確認すると、日米の市場予想のEPS1を2カ月崎まで予想した1株あたりの利益だが、大きく崩れることなく着実に水準を切り上げてきていることがわかる。さらにリビジョン・インデックスをみると、日米は未だプラスで上方修正が優勢な状況にある。現状では日本企業の業績見通しは悪化していないのが実情。株価の動きを確認すると、昨年はトランプ関税ショック後に日米共に最高値の更新を繰り返した。今年はイラン情勢の緊迫化を経験してもなお上昇基調を崩していない。注目されるのは、昨年の終盤あたりから日本株が米国株をアウトパフォームしている点。日本株の好調の要因は、業績の堅調さに加え企業の資本効率の改善、高市政権の元での成長戦略、貯蓄から投資への継続など、日本株独自の好材料があること。イールドスプレッドが上昇しているときは、株価が相対的に割高な方向に向かっていると解釈される。その一方で株式に対する投資家の選好が強まって、資金が振り向けられていることの裏返しとも受け取れる。日本独自の好材料が今なお有効であることを踏まえると、長めの時間軸で日本株が優位の状況が続く可能性もある」などと語った。
