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「日経総合ウェルビーイング調査」 のテレビ露出情報

今週は「テレ東系ウェルビーイングってなんだ?WEEK」。番組で心と体に良いことを取り上げていく。ウェルビーイングの第一人者である一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄氏に話を聞く。ウェルビーイングとは「良好で満たされた状態」をいう。自己実現、豊かな人間関係、社会的な満足感を含む包括的な概念。WHOも重要性を唱えている。伊藤氏は企業はROE(自己資本利益率)8%を目指すべきと提唱した「伊藤リポート」で企業の変革を促した。伊藤氏は、企業の利益を生み出す源泉は人とウェルビーイングであるとして「人材版伊藤リポート2.0」を2022年にまとめた。キーワードは、人的資本✕アウトカム✕長期価値。人材はコストではなくて資本であり、人的資本への投資が必要。従業員のエンゲージメントや幸福感が高まると、将来のキャッシュフローが高まる。人材を含む無形資産に投資することが企業価値を生む。人的資本に関する開示も進んでおり、有価証券報告書でも開示が義務付けられつつある。投資家も人的資本に関心を寄せており、株価に影響を与える可能性も出ている。
時間が経つのも忘れるぐらい仕事に没頭している状態を「フロー」という。高い能力と高い挑戦度が釣り合うとフロー状態が生み出され、質の高い仕事をすることで高いレベルの幸福・満足感が両立する。社員がウェルビーイングを感じると、生産性が13%あるいはそれ以上上昇することが実証されている。心の不調を抱えるとGDPの1%強のロスが生じると言われている。従業員のウェルビーイングを高めると売上高が高まり離職率が下がり、企業の経営の観点からも重要な概念。日本経済新聞では2023年から日経統合ウェルビーイング調査を実施しており、去年の調査でウェルビーイングの認知は上昇。伊藤氏がフレームワークを開発し、5つのカテゴリーで調査している。去年6月に行った上場企業勤務の正社員1万人の調査では、組織風土WBで3.03点、健康安全WBでは3.08点。3点が分水嶺のためどちらも少し平均よりは高いが、まだまだ改善の余地があると言える。年齢によっても違い、20代の男性・女性のウェルビーイング実感の高い人の割合が48%に対し、50代の男性は31%。低いところを上げていくということが大事になってくる。
ウェルビーイングの考え方は経営の外側と捉えられ、経営の文脈で十分に語られてこなかった。ウェルビーイングを高めることが企業経営上、重要なテーマになっている。経営者もウェルビーイングの需要性を発信していると社員のウェルビーング度合いは高まる。意識している企業については、丸井グループは多くの社員がフロー状態に入れるように支援して、それを通して企業文化の遠隔に挑戦している。トリドールホールディングスが運営している丸亀製麺はAIを使って社員の満足度を図ってハピネスが高まるとお客へのサービスが向上して感動をもたらし、ビジネスに繋がっていくサイクルを実現している。矢嶋さんは「だいぶ浸透してきて、ウェルビーイングの数値化を行って、社内に発表したり、対外的に発表したりっていう形でいろいろ見る機会が非常に多くなってきていると思う」と話した。課題はまだある。社員個人も会社に使われる資源なのか、あるいは価値有無主体なのかということを問う時代に入ってきている。そういう意味では、企業経営の文脈の外ではなくて企業経営の中の中核的なテーマに据えることが大事だし、投資家の皆さんも今や対話の中で、あるいは開示の書類をみながら、その企業が人的資本にどのように取り組んでいるかと高い干渉を持つようになるという。

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