取引開始直後にきょうここまでの安値をつけそのあと下げ渋る展開。けさの日経平均198円安で始まった。先週3000円以上上昇したことから為替の円安一服などを材料にハイテク、機械、自動車株中心に売りが出て下げ幅一時370円を超えた。先週末の米国株高を支えに一時プラスに転じて60円ほど上昇する場面も。日経新聞の鈴木氏は「この2週間、植田ショックからマーケットが立ち直ったのは企業業績と株主還元がマーケットを支えたのではという考え。日経平均3万8000円台は過去の累積売買代金でも多いところ。25日移動平均線もこの近辺。このあたりで根固めをする週になる。週末には日銀総裁が国会に呼ばれる」などコメント。また、鈴木氏は「きょう朝方300円以上下げた時、ほかの業種は下げていたが、日本郵船、商船三井、川崎汽船など海運業界だけはプラス。配当利回りが5%台、業績改善が見込める」などコメント。