午前のマーケット。日経平均株価はアメリカ株高を好感して一時1200円以上上昇。為替もドル高円安に振れて今朝の日経平均565円高で始まった。きのうまでの7日間で3000円以上下げたことからハイテクや自動車株を中心に幅広く買い戻され、朝方には一時3万6900円に迫る場面もあった。その他の指数、日経平均先物3万6580円、TOPIXは7日ぶりの大幅反発。午前のマーケットのマーケットについて日経CNBCの平野さんは「ダウが124ドル高だったが、一時740ドルを超す下げで、その後の急反発だった。ナスダックは369ポイント高。S&P500指数も58ポイント高だった。注目の8月のCPIは前月比+0.2%。前年同月比で+2.5%、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数も前月比+0.3%、前年同月比+3.2%とほぼ予想通りだったこれを受けて大幅利下げ期待が後退し、ダウは一時700ドル超の下げとなったが、売り一巡後はハイテク株中心に一気に戻した。欧州3指数は高安まちまちのシケとなっている。きのうの日経平均は539円安の7連続安。7日間の下げ幅は合計3081円となって2番底と思われていた9月9日の日昼安値3万5247円までも危うくなる動きだった。移動平均乖離率も厳しい状態だった。原因は円高。きょうの日経平均はドル円が142円台半ばまで戻り、買い戻しで1000円高となっているが、7日間の下げ幅3081円の3分の1戻しで、きょう引けたら強いシグナルになる。8月の国内企業物価指数は前年同月比+2.5%と7月の+3%を下回った。対内証券売買契約は9023億円の売り越しと4週連続の売り越し」などコメント。現在アメリカ株先物まちまちの動きとなっている。そして、中国株は小幅な上昇となっている。日経平均株価3万6500円台となっている。