松山鋼材(千葉県旭市)では半数が外国人。中でも多いのがイスラム教徒の実習生。3年半前、森の中のモスクを建設。止まる気配のない円安の影響などで日本が選ばれない国となることに向後社長も危機感を感じている。昼休み、実習生たちは工場裏の公園に集まって昼食。話題の中心は為替。実習生たちにとっての最重要事項は賃金。寮では夕食の準備。食事中に漏れたのはいま気になる国(韓国、オーストラリア)。お金を稼ぐ場所として魅力的な国ではなくなりつつある日本。インドネシアから来日する技能実習生は2019年と比較すると大幅に増えている(出入国在留管理庁から)。最も多く来日しているベトナムからの実習生はピークまで回復していない。