きのう、自民党両院議員懇談会で石破総理は衆院選で多くの議席を失ったことの反省の弁を述べ、政権運営への協力と結束を求めた。また、トランプ氏とも電話会談。電話会談後、トランプ氏について石破総理は、「一言でいえば、非常にフレンドリーな感じがした。これから先、言葉を飾ったり繕ったりするのではなく本音で話ができる、そのような方だという印象を持った」とコメント。再来週、ブラジルで行われるG20サミットから帰国する際、米国に立ち寄りトランプ氏と面会することを検討している。2016年11月9日、トランプ氏が大統領選で当選確実となった翌日10日、安倍元総理とトランプ氏が20分間の電話会談。今回、石破総理は5分。菅氏とバイデン大統領のときは15分。安倍氏は、1週間後の18日、トランプ氏就任前にトランプタワーで初対面。土産は黄金のドライバー。その後はゴルフをする仲に発展。通算5回ゴルフを共にしている。石破総理は高校時代はゴルフ部。2018年当初、石破総理は「十数年ゴルフをしていない」とコメントしていた。TBS政治部与党キャップ・中島哲平は、ゴルフ外交はしないのではないかとみており、「(石破氏とトランプ氏は)これが決め手という共通点がなかなかない」とコメント。明治大学教授・海野素央によると、トランプ氏が好きなタイプは、気を遣える人、忠誠を尽くす人。嫌いなタイプは、理屈っぽい人、優柔不断な人。モーリー・ロバートソンは「石破総理は一目置かれるスタンスを目指せば良いのでは」、政治ジャーナリスト・田崎史郎は「共通点はないが、石破総理は駆け引きをしないので案外うまくいくかも」とコメントしている。