TVでた蔵トップ>> キーワード

「星の霜当世風俗 蚊帳」 のテレビ露出情報

歌川国貞が描いた浮世絵「星の霜当世風俗 蚊帳」(文政2・1819年ごろ)を紹介。火を灯し、蚊帳の中に残ってしまった蚊を追い払おうとする女性が描かれている。蚊帳は江戸の必需品で4月から売人が街を歩いた。萌黄色は江戸時代に生まれて大ヒット。蚊取り線香がなかった当時は夕方からお香などを炊き、大量の煙で蚊を追い出した。貧しい家ではヤニが多い松の青葉などで燻すので激しい煙に人間も参ってしまった。それでも残ってしまった蚊とは油を染み込ませたこよりを何本も用意して炎で直接対決するしかなかった。床には当時大人気だった二枚目俳優・三代目尾上菊五郎を描いたうちわが置いてあった。髪型を崩さずに寝るために考案された箱枕もあった。当時の髪型はプロに結ってもらうほど複雑だったという。その枕が横向きに倒れ、女性の着物も乱れていて、蚊遣りに苦戦する様子が伺えた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月29日放送 12:20 - 12:25 NHK総合
浮世絵EDO−LIFE(浮世絵EDO−LIFE)
浮世絵から江戸のリアルな暮らしに迫る。今回の浮世絵は歌川国貞「星の霜当世風俗 蚊帳」。蚊帳を吊るして寝床に蚊が入らないようにしていたのに1匹紛れ込んでいる。蚊帳は江戸の必需品、江戸では早くも4月から蚊帳売りが街中を売り歩いた。紛れ込んでしまった蚊には、油をつけたこよりを何本も用意し、1匹1匹火あぶりにしていた。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.