芥川賞受賞作、鳥山まこと「時の家」を紹介。鳥山さんは普段建築士。その知識を生かして家の視点から物語を描いた。妻と一緒に設計して家を建てていく中で見えてきた景色を残したいと思ったのが作品執筆のきっかけだったという。物語は取り壊しが予定された古い一軒家に青年が訪れることで始まる。青年は建物を詳細にスケッチしていく。すると、描いた場所から過去の住人たちの記憶が蘇ってくるのだった。家を支点に人々の感情や記憶が表現されている。
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