山形県民の冬のグルメ「ひっぱりうどん」は、水煮のサバ缶と納豆を混ぜてダシ醤油を入れたところにうどんをつけて食べる。スーパーでは12月には乾麺うどんとサバ缶の売上が2倍以上になる。山形ではキャンプ飯としても食べられている。卵や大根おろしを入れるなどのアレンジも。昭和20年代に戸沢地域の樽石で、炭焼きのために山籠りをする中で乾麺を鍋から直接塩を振って食べていたのがルーツ。戦後には自家製納豆を加えるようになり、昭和30年代になると村山市に缶詰工場ができて安く買えるようになったサバ缶を入れるようになった。すがちゃんのオススメアレンジはごま油とマヨネーズ。
住所: 山形県東村山郡中山町長崎