帝国データバンクの調査で4月に入社する新卒社員の初任給を引き上げる企業が67.5%にのぼることが分かった。インフレが進む中、人材を確保するためや他の社員のベースアップに伴って初任給も引き上げられたケースがみられた。前の年と比べると全体の8割り以上が20万円以上になり、25万円以上の企業も2割を超えている。一方で、資金の余力が乏しい小規模企業を中心に3割を超える企業が初任給を引き上げないと答えた。既存社員の給与が新入社員を下回る「逆転現象」への懸念や物価高騰、最低賃金の引き上げで余裕がないことが主な理由となっている。
