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「最優秀賞」 のテレビ露出情報

暮らしに便利なサービスの開発に使用されている”オープンデータ”。これを民間が活用し社会課題の解決などにつなげる機運が高まっている。今週日曜、東京都が主催するオープンデータを活用したアプリなどの開発を競う大会が開かれ、72チームが参加して開発中のサービスを発表した。中には大学生チームも。データサイエンスを学んでいる4人の学生達が開発しているのは強い日差しを避けながら移動できるアプリ。開発に使用しているのが東京などの建物のオープンデータで、これに太陽のデータを合わせて日陰を計算する。この日、正しく計算できているか検証したところ、実際に日陰ができていることや、新たな発見もあった。今後はより涼しく移動できるアプリを目指している。
続いて発表したのはアプリで生活困窮者を支援したいというチーム。リーダーの白取さんは大学で講師を務めている。生活困窮者のデータを入力すると給付金などが表示され、支援窓口を案内してくれる。支援機関のオープンデータなどを使って開発しているという。白取さんは20代のころ、社会的に孤立していた時期があった。支援に繋がっていない人ったちを助けたいと、開発メンバーを募ってボランティアで活動してきた。アプリの開発には支援を行っている現場の意見も取り入れている。大会で白取さんのチームは最優秀賞に選ばれた。白取さんは「実際に1人でもこのアプリを使って苦しい思いから脱してもらいたい」などと話している。各チームのアプリが一般公開されるのは来年3月の予定。

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